防火・耐久性について
住まいの耐久性を高める重要なポイントのひとつとして、湿気対策が挙げられます。 テクノストラクチャーでは、調湿性に優れた木の特性を活かしながら、湿気の影響を受けやすい箇所の防露・通気に配慮しています。また、入居後の火災対策を施すなど、長く暮らせる住まいづくりを施しています。
テクノストラクチャーの防火対策
隣家からの類焼に備えた外装仕様。

住宅が火災を起こした場合、その燃焼温度は1200℃にも達し、このとき、隣家の外壁が受ける温度は840℃にもなるといわれています(木が自然着火する温度が260℃)。テクノストラクチャーは、屋根に不燃材、外壁にも不燃材のサイディングを使用。防火試験では、最高840℃の炎を直接30分当てても、サイディングの裏面温度は100℃でした。大船住研は地震時の類焼等、二次災害にも備えた住まいをつくります。
火の広がりを抑える内装仕様。

テクノストラクチャーは、壁、天井など各部屋を包み込むように準不燃材料の石膏ボードを張り巡らせています。石膏ボードは火災が起こった場合、内部に含まれる結晶水が蒸発して約15分にわたって火を抑える働きがあります。JIS規格では、発火後15分の壁面温度は150℃が上限基準温度ですが、テクノストラクチャーの内壁仕様はこの基準をクリアしています。
構造体の劣化を防ぐ結露対策
住まいの性能が向上し、気密化が進んでいる昨今、室内外の温度差によって生じる結露が大きな問題になっています。結露の水分によって、構造体や断熱材が腐食・劣化し、住宅の性能に致命的なダメージを与えてしまいます。
また、冬場の湿気は結露の原因となり、夏のこもり熱は室内の温度上昇をもたらし、不快感やエネルギーロスを引き起こします。
テクノストラクチャーでは、構造体の耐久性を高め、暮らしを快適にするための結露対策として、通気構法を採用しています。壁体内通気をはじめ、小屋裏換気、床下換気など、住まい全体の通気に十分配慮して、構造体の耐久性を高める工夫を施しています。
小屋裏換気
湿気や熱がたまりやすい小屋裏。効率よく換気するため、軒裏には有孔板等の換気口を、棟には自然換気棟を標準仕様とし、軒下から棟へと空気が抜けるようにしています。
壁体内通気間法換気
外気温と室温との温度差で結露が発生しやすい外壁内部。外壁材と透湿防水シートの間に15mm以上の通気層を確保することで、室内から侵入して壁体内にたまる湿気を通気層から排出する仕組みです。
テクノビームの結露防止
テクノビームの芯材となるH型鋼の結露防止として、外壁面やバルコニー部分のテクノビームに、板状のロックウール断熱材やポリスチレンフォームを施工しています。
床下換気(床下換気工法)
湿気を効率的に排出し、土台や柱脚部の腐れを防ぐ「換気スペーサー」の採用により、一般的な換気口に比べ、換気効率が1.5〜2倍もアップ。基礎強度を低下させることもありません。
お問い合わせ・資料請求などお気軽に
0120-88-3699
営業時間8:30〜17:30(水・祝日休み)